先月ショッキングなことが起こりました。
それは、、、
子供たちを歯科検診に連れていきチェックしてもらった結果、長男に虫歯が4つもあったのです:(;゙゚’ω゚’):全奥歯に虫歯!!先生には疑われましたが、お菓子はそこまで食べないしジュースもほとんど飲みません。そして毎日寝る前に仕上げ磨きをしっかりしてるのにナゼ????
虫歯ができる原因
虫歯の原因には、「歯の質」「糖質」「細菌」の3つの要素あり、この3つの要素が重なると虫歯の発生につながります!!
歯の質
エナメル質や象牙質の具合によっては、虫歯なりやすい人がいる。特に乳歯や、生えたばかりの永久歯は未成熟で歯の表面が粗く汚れがつきやすいため、虫歯になりやすいので注意!!
糖質
砂糖をはじめとする糖質は、ミュータンス菌が酸を作るための材料となる。そのため、おやつをたくさん食べたり甘いジュースをたくさん飲んだり、だらだら食いをしている子供は虫歯になりやすい口内になっている!!
細菌(ミュータンス菌)
ミュータンス菌は約1µm(0.001mm)の大きさの菌。歯垢(プラーク)の中にいるミュータンス菌が作りだす酸によって、歯のカルシウムやリンを溶かして歯をもろくする。
虫歯になりやすい場所
奥歯周辺
奥歯周辺は歯ブラシが届きにくく、虫歯になりやすい。奥歯と奥歯の間はデンタルフロスを使うと汚れが取れやすくなる。
⚠︎奥歯の上の面も汚れがたまりやすいので注意
力強くしてしまうと歯茎から出血してしまうので、軽い力で毛先を歯の面にまっすぐ当てて小刻みに動かし、1箇所につき20回以上こすると良い。
上顎の前歯
コップやストローを使ってジュースを飲む時など前歯に触れることも多いので、糖質がつきやすい。また前歯の裏側は意識しないと磨けないので意外と忘れがちになる。
歯磨きの時は、前歯の表裏の磨き残しがないように意識する!!
歯と歯茎の間の溝
歯と歯茎の間の溝は汚れがたまりやすく、虫歯になりやすい。
磨きにくい場所であり、歯茎に歯ブラシが当たるのを嫌がる子供が多いので汚れがたまりがちである。歯磨きの時は、毛先を歯と歯茎の境目にしっかり当てて磨くようにする!!
乳歯は虫歯になりやすい?
乳歯は永久歯に比べてやわらかく酸に弱いため虫歯になりやすい。またエナメル質や象牙質に厚みがなく、虫歯になると一気に進行する!!
乳歯が虫歯になる原因
人間一人一人の虫歯菌の数は違いますが、産まれてきた赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません!!虫歯菌の原因でもあるミュータンス菌は、親や祖父から感染すると言われています。
離乳食が始まりだすと、親(祖父母)が自分のスプーンや箸で食べさせたり、食べ物を口で冷ましたり、行きすぎたスキンシップなどで、唾液を介して感染することが多いそうです。
私も妊婦の時、歯科検診でこの説明を受け脳裏に焼き付けた記憶があります。
乳歯が虫歯に感染しやすい時期
*「感染の窓」と呼ばれる生後19〜31ヶ月(1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月)の時期。この時期をしっかり乗り切れば、それ以降虫歯に感染しにくくなると言われています。(*「感染の窓」とはもっとも虫歯になりやすい時期のこと)
ただ、この「感染の窓」は生まれた時から永久歯が生え揃う13歳頃までに3回あると言われています!!
①乳歯の奥歯が生え揃う頃
先程書いた、1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月頃。大人から虫歯菌が感染しやすい時期。
②6歳臼歯(きゅうしが生えてくる頃)
大体5歳後半から6歳頃まで。
この時期に1番奥に生えてくる歯のことを6歳臼歯といい、生えたばかりのこの歯は、歯質が弱く抵抗力がない。歯ブラシが奥の表面に届きにくいため注意が必要!!
③12歳臼歯が生え揃う頃
12歳臼歯とは、1番奥にある6歳臼歯よりさらに奥に生える歯のことで、13歳頃までに生える。
歯ブラシが届きにくく、目視で確認しづらい歯である。歯磨きがしっかりできていなくて、生えてくる最中に虫歯になる場合も多い。
乳歯の虫歯を放置すると
「乳歯は永久歯に変わるし」と虫歯を放置していると、成長途中の子供にさまざまな悪影響を及ぼします!!
偏食になりやすく顎の発達に影響
虫歯によって噛む時に痛みが出たり、噛みにくくなると、固いものを避けるようになるなど偏食になりやすい。そして咀嚼回数の減少によって、噛む力の発育・顎の発達を妨げることになる。
虫歯のリスクが高くなる
虫歯を放置すると、口の中で細菌が増え続ける。そのため、口の中の細菌が多くなり他の歯が虫歯になるリスクが高くなる!!
永久歯の歯並び
虫歯になり早い段階で乳歯を失い、両隣の歯が傾いてしまうと、永久歯が生えてくるのに十分なスペースがなくなり歯並びが悪くなっていく。
永久歯の発育を妨げる
乳歯の虫歯が進行して歯髄にまで達すると、乳歯の下で育っている永久歯の発育に悪影響を及ぼす。生え変わる前から虫歯菌を持った永久歯は、虫歯のリスクが高くなる!!
虫歯の予防法
虫歯になりにくい習慣作り
⚫︎食べる時間を決めて、だらだら食べにならないようにする
⚫︎ごはんやおやつはお茶や牛乳など飲み物と一緒に食べる
⚫︎食後にうがいをする
⚫︎フッ素入りの歯磨き粉を使う
虫歯になりにくい食べ物を選ぶ
虫歯菌は糖分が大好物なので、砂糖をたくさん使ったお菓子は虫歯になりやすいので避ける。特にキャラメルのように歯にくっつきやすいものや、キャンディのような長時間口の中に入れておくものは与えすぎないよう注意が必要⚠︎!!
ジュースやスポーツドリンクもなるべく控えた方が良い。
◎チーズや牛乳などの乳製品、とうもろこしやじゃがいもなどの野菜、季節のフルーツなどがオススメ!
夜の歯磨きをていねいにする
毎食後にしっかり歯磨きをすることがベストですが、毎回しっかり歯磨きするのはなかなか難しいので、夜だけでもていねいにする。寝ている時は唾液の分泌量が減り虫歯になりやすいので、夜の歯磨きで汚れが残らないようにする!!
仕上げ磨きはいつまでするの?
長男が高学年になり、ふと「いつまで仕上げ磨きするんだろう??まだしてるなんて過保護なのかな」と思い歯科衛生士の方に聞いてみました。
中学生になるまでしてあげてー。
お子さんの手先は小学生のうちはまだ不器用やし、きれいに磨くことは難しいから!!生えたての永久歯は虫歯になりやすいし、しっかり磨いてあげてね。
と言われました!!
子供が「仕上げしてー」と言ってくるうちは中学生になってもしようかな(*´꒳`*)流石に言ってこないのかな??
まとめ
長男に虫歯が見つかったとき先生に言われたのが、
麻酔を使って治療します。中の状態によっては神経を取るかもしれません。
小学5年生で麻酔をして、さらに神経を取るかもと言われ子供よりも落ち込みました。乳歯がぐらついている間は様子見と行かなかったり、コロナの影響もあり歯科検診に行くのがだいぶ遅れたことも悔やまれました。定期検診は本当に大事だと改めて思ったので、これからは半年に1回それ以上に行こうと思っています。
幸い麻酔はしたものの、そこまで深くはなく神経を取るまではいかなかったので良かったですが、今まで以上にしっかり仕上げ磨きをしています(`・ω・´)!!
コメント