秋が近づくと聞こえてくる虫の声。
コオロギや鈴虫の声を聞くと秋を感じます。俳句の季語にもなるくらい秋の代名詞であり風流ですよね。そんな秋の虫でもあるコオロギがせんべいになっているんです。無印良品で発売された『コオロギせんべい』どんな味なのか、栄養はあるのか気になりますよね！！！
コオロギとは
バッタ目コオロギ上科に分類される昆虫で、森林や草原、田んぼ、河原など日本全国のあちこちで見つけることができます。
日本にいる代表的なコオロギの種類は、「エンマコオロギ」「オカメコオロギ」「ミツカドコオロギ」などです。成虫の大きさは10〜40㎜ほどで、体の色は黒や茶色の褐色で幼虫のときは半透明です。
コオロギの鳴き声は？？
夏の終わりから秋にかけて、聞こえてくるコオロギの鳴き声は誰でも耳にしたことがあると思います。でも実際どれがコオロギなのかは分からない人も多いのではないでしょうか？？私も分かりません(^-^;
自信のない方はぜひ1度聞いて見てください⬇︎
確かに聞き覚えがありますよね！！見た目は少し怖いですが、音色は涼しげな感じがして良いですね〜。
見てわかるように実際に鳴いているわけではなく、羽をふるわせて音を出しているんですね♪
コオロギに栄養があるの？？
いよいよ本題に入りたいと思います。先ほどの動画を見てしまうと「昆虫なんて食べれるの？？」「昆虫を食べるなんて気持ち悪い」と思う方がたくさんいるかと思います。
しかし、コオロギなどの「昆虫食」は豊富な栄養と加工が簡単なこと、そして環境への負荷が少ないことから、次世代の食材として注目されているんです！！
なぜコオロギなの？？
▫️コオロギは必要な水やエサの量が圧倒的に少なく、省スペースで大丈夫なので飼育が簡単なため
▫️およそ35日で成虫になるため、他の昆虫に比べて成長が早く、効率よく生産することができるため
▫️雑食なのでエサの選択肢が広く、残った食品もエサとして与えることができるため、食糧廃棄の問題にも貢献してくれる可能性があるため
コオロギの栄養は？？
昆虫は鶏・豚・牛などと同じように、主要な栄養素をたくさん体内に含んでいるため、栄養素を効率的に摂取することができます。その中でもコオロギは栄養価が高く、タンパク質・オメガ3・ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれていて、良質なタンパク質と大切な微量栄養素を一度に摂れるという点が食材として注目されているところです。
タンパク質の量は100gあたり鶏・豚・牛が21〜23gなのに対して、コオロギはおよそ3倍の60gも含んでいるんです！！
無印良品のコオロギせんべいとはどんなの？
無印良品のコオロギせんべいは沖縄や奄美大島に生息する「フタホシコオロギ」という熱帯性コオロギです。徳島大学での研究で食用に適していることが判明したそうです。
野生のコオロギなの？？
全て衛生的に安全な環境で飼育したコオロギを使っています！野生のコオロギは、育った環境や、食べたものなど安全面の保証ができないため使いません。
コオロギせんべいの味は？
香ばしいエビのような味がします！！何も知らず食べたらえびなど甲殻類っぽいせんべいの味がします。
「エビは海の昆虫、コオロギは陸のエビ」とも言われていて生物学的にも近い関係にあるようです。
コオロギせんべいはアレルギーの人でも大丈夫？
食用コオロギパウダーは、えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれているそうなので、えび・カニのアレルギーを持つ人はお控えくだい⚠︎
コオロギせんべいのまとめ
子供たちが捕まえてくるような昆虫を食べるなんて抵抗ありますよね:(；ﾞﾟ’ωﾟ’): そのままの姿で食べるにはハードルが高いですが、コオロギせんべいのように粉末になっていれば抵抗感も薄れてくるはずです！
無印良品では1袋55gで税込190円で売られています。気になる方はぜひお試し下さい。Amazonでも無印良品のおせんべいとは違いますが販売されていました。気になる方はのぞいてみて下さい⬇︎
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