赤ちゃん行事は予定を立てて楽しく!どんなお祝い行事があるの!?

子育てについて

 

出産というBigイベントを終え“ほっ”としていると、次にやってくるのは赤ちゃんのお祝い事です✨赤ちゃんが1歳を迎えるまでの間に、赤ちゃんの成長をお祝いするための行事がたくさんあります。私も初めて妊娠した時、わくわくしながら読んだマタニティー雑誌でお祝い行事の存在を知り、初めて聞くような言葉ばかりで更にわくわくしたのを覚えています。

 

実際子供が生まれると慣れない子育てに奮闘する毎日で、お祝い事のことは頭から離れていき、日にちが近づくと慌てて調べるという感じだったような...。我が家の場合、両方の親が遠方のためほとんどの行事を夫婦でお祝いしてきたので、カッチリとしたお祝いと言うよりは手作り感満載のほのぼのした感じでした。赤ちゃんの成長を願い、楽しみながらお祝いするのが1番だと思うので、家族で話し合いながらそれぞれの家庭の味を出しながらお祝いするのも良いのではないでしょうか。

 

実際どんな行事があるのか、どんなことをするのか知っておけばスケジュールを立てたり準備をするのに余裕が出てきますよね( ´∀`)!!そんなわけで赤ちゃんをお祝いする行事を順番にまとめました。

 

赤ちゃんの行事とは

赤ちゃんが生まれてから1歳になるまでの1年間、赤ちゃんの成長に合わせてお祝いするための行事。

 

帯祝い

妊娠5ヶ月の戌の日

帯祝いとは、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時にするもので生まれる前のことにはなりますが、赤ちゃんが出来て初めてのお祝い行事です。

犬は多産であるのにお産が軽いので、そんな犬にあやかってお腹が大きくなってくる妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を巻いて安産を祈願する風習を『帯祝い』と言う。

 

お七夜(おしちや)

生後7日目の行事

子供が生まれてから7日目の夜に赤ちゃんの名前を親族へ披露し、無病息災を願ってお祝いする行事です。赤ちゃんの名前が決定したら【命名書】に名前を書き、お七夜の命名式までに飾り家族や親戚を招いて食事をします。

最近ではいろいろな種類の命名書が販売されていて、シンプルなものからお洒落なデザインのもの、写真が入れれるものなどたくさんあります。これだけ種類があったら見てるだけでも楽しそうですね♪10年前からこんなに種類があったのかは分かりませんが、我が家は色紙に筆で名前と生まれた日を書くと言うシンプルなものでした( ´∀`)

赤ちゃんにとって初めてのお祝いなので、記念に手形や足形を取る人も多いようです!!

 

お宮参り

生後1ヶ月頃の行事

お宮参りは地域の氏神様に誕生を報告をし、赤ちゃんが生まれて1ヶ月無事に過ごすことができたことへの感謝と、これからの長寿と健康をお祈りする行事。赤ちゃんに祝い着をきせて、父方の祖母が抱くことが習慣となっています。

赤ちゃんの性別によってお宮参りの日ちにや正式な祝い着が変わってきます。(日にちは地域によって変わるので一般的な日数を書いています)

男の子

日にち:誕生から31日目

正装:白羽二重の着物の上に「熨斗目(のしめ)模様」の紺色掛け着や黒羽二重の紋付の祝い着を掛ける

祝い着の柄:鷹、兜、武者など勇ましい絵柄が多く、凛々しく育って欲しいと言う願いが込められている

女の子

日にち:誕生から33日目

正装:白羽二重の着物の上に「友禅模様」の祝い着を羽織る

祝い着の柄:手毬(てまり)、牡丹や桜などの花、蝶などの伝統的な絵柄が人気で、優しく美しく育って欲しいという願いが込められている

 

お食い初め

生後100日目の行事

お食い初めの時期は地域によって異なる場合もありますが、数えで生後100日目に『一生食べ物に困らないように』という願いを込めて、一人前のお膳を用意して赤ちゃんに食べる真似をさせるお祝い行事です。この日のために食器は新しい物を揃えるのがしきたりとなっているようです。

お食い初めは「一汁三菜」を基本としたお祝い膳と歯固めの石を準備し、長寿にあやかるという伝統からお祝いの席で最年長者が赤ちゃんに食べさせる真似をします。

一汁三菜とは

御頭付きの鯛、赤飯、煮物、汁物、香の物(お漬物や紅白なますなどの酢の物)

*汁物は蛤(はまぐり)のお吸い物を準備することが多く、お吸い物は「吸う」ちからが強くなるようにという意味が込められていて、蛤の貝は対(つい)以外ぴったりと合わないことから生涯の伴侶を意味し、「良縁に恵まれますように」という願いが込められています。

歯固めの石

石のような丈夫な歯が生えるように”という願いを込めて、氏神の神社で拾った石を「歯固めの石」としてお祝い膳に添えます。

 

ハーフバースデー

生後6ヶ月のお祝い

もともと欧米で主流だったお祝いですが、最近日本でも成長を祝い記錄するお祝いとして定着してきています。

ハーフバースデーの由来は

生後6ヶ月頃になると赤ちゃんの表情も豊かになり、寝返りができるようになる子やハイハイする子、お座りができるようになる子など成長が様々です。日本ではそのような日々の成長をお祝いするイベントとなってますが、アメリカやイギリスのハーフバースデーは日本とは内容が違います。

アメリカやイギリスでは長期休暇中に誕生日を迎える子は盛大にお祝いをしてもらえず可哀想という思いから、誕生日を半年ずらしてバースデーパーティーを行うのが習慣になったものです。

どのようにお祝いするの❔

おじいちゃんやおばあちゃん、親戚を呼ばず家族だけでこじんまりする人が多いようです。離乳食が始まる時期でもあるので、ハーフバースデーのお祝いに離乳食ケーキを作ってお祝いするのも良いですね!!クックパッドにたくさんのレシピが載っているので、ぜひ参考にしてみて下さい♪

ハーフバースデーは成長の記録を残すということもあり写真撮影をする人が多く、フォトスタジオでプロに撮影してもらったり、100均などに可愛いアイテムや小道具がたくさん売っているので自宅で撮影するのもオススメです✨最近人気なのが「寝相アート」で、子どもの寝相にアイテムを加えていきおもしろ写真や可愛いアート写真を撮るものです。

「/2」という部分を作り、1の部分に赤ちゃんを寝かせて「1/2」になるよう撮影するのがハーフバースデーの定番のようです( ´∀`)想像しただけでも可愛いですね♡

 

初節句

生後初めての節句の行事

初節句は子どもの健やかな成長を祈る行事です。生まれて1ヶ月くらいで初節句を迎える場合は、準備も大変になるので翌年に行う場合が多いようです。

時期

男の子:5月5日の端午の節句

女の子:3月3日の桃の節句

どんなことするの

男の子:かぶと飾り、武者人形などの5月人形や鯉のぼりを飾り、柏餅やチマキを食べてお祝いします

女の子:雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物、白酒などのお祝い膳を囲んでお祝いします

五月人形や雛人形は誰が準備するの❔

昔は母方の実家が用意するという風習があったため、母方の実家が準備することも多かったですが、現代ではご両家で相談して決める場合が多いようです。

 

初誕生・1歳の誕生日

赤ちゃんが生まれてから初めての誕生日で、1年間無事に成長できたことへの感謝とこれからも健やかに成長できるようにとお祝いする行事です。

1歳になってくると食べれる物もどんどん増えてくるので、赤ちゃんの好きな食べ物でお祝いしてあげるのが良いですね✨このとき行う伝統的な行事に「一升餅」や「選び取り」というお祝い方法があります。

一升餅

一升餅とは、一升分のもち米から作られた丸餅(およそ2kg)のことで『一升』と『一生』が掛けられ、お餅の丸くて平たい形から、、、

一生食べ物に困らないように

一生健やかで過ごせるように

一生円満で過ごせるように

といった願いも込められています。

どのような儀式なの

丸餅を風呂敷に包み子どもに背負わせるのが一般的で、立ったり、立てなかったり、転んだりしても縁起が良いとされています。怪我だけしなように注意をして楽しくお祝いできたら良いと思います。地域によっては、丸餅を子供に踏ませたり抱かせたりするお祝いの仕方もあります。

最近では風呂敷ではなく、お誕生日も兼ねてリュックやタオルなどを使い背負わせる人も増えているようです。私も色々調べてみましたが、お餅とリュックがセットになっているものや、名前を入れてもらえるものなど種類の多さにびくりしました(*´-`)

選び取り

選び取りとは、子どもの前にいろいろなアイテムを並べて、どれを取るかでその子の将来を占うというものです。

伝統的な選び取り道具

・そろばん

・お金

・はさみ

・筆

・箸

・定規

そろばんや電卓は「商売人になる」「計算が上手になる」といった意味があり、お金は「お金持ちになる」「お金に困らない」といった意味を持っています。

現代ならではの選び取り道具

・楽器

・ボールなどの運動用具

・スマホ

・風船

昔に比べて職業の種類も増えたので、アイテムも現代っぽいのが加わっていますね。最後の風船は、大空に飛んでいく風船をイメージして「大きく羽ばたく」「世界に通用する人になる」という意味があるそうです✨

このように全てに意味があるので、どれを選ぶのか見ている方も楽しくなりますね♪

 

まとめ

赤ちゃんが生まれてから1歳になるまでたくさんのお祝い行事があります。ゆっくりお祝いの準備をしたくても、毎日が慌ただしく過ぎていく時期でもあるので、なかなか思うように準備が進まなかったり時間が取れなかったりしますよね(´ー`)

早めに準備が必要な行事は、パパと協力し合いながら時間に余裕を持って計画的に進めていきたいですね!!地域によっては風習に違いがあるので、それぞれの両親に確認を取りながら進めていくと良いかと思います。

ただ、力を入れ過ぎてママに負担がかかるのは良くないと思うので、楽しく赤ちゃんをお祝いできるように、無理をすることなく準備までも楽しめるようなお祝い行事になることを願っています✨

 

 

 

コメント